恋愛遭難★恋は水もの〜パツンと教訓!〜

会社についてからも、なんとなく気になって集中出来ずにいた。
仕事の途中にパソコンの間から上野課長を覗いてみる。


ーーー何なの? いつもと変わりない顔してる。部下にキスしても、あの課長は何の変化も無い。信じられない。


ムカついていた。上司としても理解出来ない。

じっと見ていたら、課長が私を見た。まっすぐに見られて気まずい感じになり私は、体を小さくしてパソコンの影に隠れた。


パソコンにメールが届いた音がして、何故か慌ててメールを開いた。


####################

病み上がりだから
今日の帰りは、送る。

そのつもりでいろ。

YUTAKA

####################


ーーーん? YUTAKAって誰よ。この文面からして偉そーで一方的な人と言えば……。


私は、思い当たる人をパソコンの間から覗いた。


こちらに向いてニッと白い歯を見せる上野課長。

ーーーやだ、笑ってるよ。あ〜、課長の名前か。ユタカって。そうだった。そうだった。どうでもいい人の名前は、全然覚えないな。

ひとりで頷きながら、返信する。



####################

結構です。

山田ユイカ

####################


ーーー冗談きついよ。いつ襲われるかわからない車に乗れる気がしない。










< 124 / 223 >

この作品をシェア

pagetop