現代のシンデレラになる方法



私の服を脱がしていく先生。

恥ずかしくて今にも、その手を止めてしまいそうになるけどなんとか耐える。


大丈夫、何も恥ずかしくない。


大丈夫、大丈夫……っ。

恥ずかしくない、恥ずかしくないっ。


そうやって、呪文のように繰り返し自分に言い聞かせた。


そして、とうとうブラジャーを外されてしまった。

人に自分の体を見られるのは初めてだ。

変じゃないだろうか、おかしくないだろうか。

幻滅されたりしないだろうか……。


次から次へと湧き上がる不安に押しつぶされそうになる。


でも良かった、寝る前だったからオレンジ色の小さな光しかついてない。

薄暗い中であまり見えないだろう。


なんてたかをくくってたら、


「電気つけていい?」

と先生に言われ、断固として拒否する。


「ぜ、絶対ダメです……っ」

「だよな、そう言うと思った」


だったら、なんでそんなこと言うんでしょう……っ。

困ったような顔をすると、


「ごめん、ちゃんと見たくて」

「い、いやです……っ」

「分かったってば」


そう言って、先生は苦笑いしながら、私の頭をそっと撫でた。



そして胸に、直に先生の大きな手が触れる。

その膨らみの先端に触れられると、びくっと体が反応した。


「……っ!」


思わず、今までに出したことのないような声を上げてしまう。


先生も、そんな私の様子にちょっと驚いたようだった。

私の反応を確認するかのように、その先端を刺激する。


私はたまらず、変な声を漏らさないように唇を噛み締めて耐えた。

だけど、体が勝手にびくびくしてしまう。


私の体、おかしい……?

初めてなのに少し触られた位で、こんなに反応しちゃうもの?


これは、普通のこと?

それとも、やっぱり私の体がおかしいの……?


本当は、私すごくいやらしいんじゃ……。

恥ずかしさのあまり目にじんわり涙がたまってきた。


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