*ヒーローボーイズ*
「あっ、すいません今何時ですか?」
「えっと、丁度9時を過ぎたところだね」
「9時か…美月どうする?」
「うー…」
こんなに楽しい所離れたくないなー、でも帰った方が明良達の迷惑にならないし…
……でも
「美月?大丈夫…?」
「…うん、あたし今日はもう帰るよ」
「そっか、じゃあ私も帰ろっと」
「分かった、じゃあ車出すよ」
「ありがとございますー」
最初はあんなに警戒してた和奈も、話しているうちに打ち解けたのか今じゃ普通に明良達と話している。
「ほら美月、行くよー」
「あ、うんっ…」
…………帰りたくないなァ
ーーーけれど、そんな願いも虚しくあたしと和奈はしっかり家まで送ってもらった。
「じゃあね美月ちゃん、おやすみ」
「うん、おやすみ!」
あたしが手を振ると明良達はすぐに車を出した。
「ハァ、…寝たくないな」
そう思いながら家に入るが、お風呂に入ってるうちにだんだんと眠気があたしを闇へと引きずり込もうとする。
「スー………ガボっ…ッ!」
危ない危ない!ここで寝たら溺れるじゃんか…っ
溺死する前に風呂から上がり髪も乾かさずベッドに潜った。
すると催眠術に掛かったかのようにあっさりと夢の世界に旅立っていった。
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ーーーーーーーーー…
「……んッ、…あれ、まだ7時じゃん」
いつもより早く起きてしまった…