AfterStory~彼女と彼の話~
幸雄さんは夜景に夢中になっている私を、後ろから抱きしめる。
「お気に召しましたか?」
「はい!」
私は幸雄さんに振り向いて、ニコッと微笑んだ。
(そうだ、今なら渡せるかも)
「幸雄さん、渡したいものがあるんです」
「何だろう」
「それはお楽しみです」
「そっか」
幸雄さんは何を渡すか分かっているけど言わないでくれて、私を抱きしめた腕をそっと離し、私は袋からチョコとネクタイの箱を取り出して、差し出した。
「幸雄さん、バレンタインのチョコとプレゼントです」
「ありがとう。早速、開けていいかな」
「はい」
私たちはベッドに腰を降ろして、幸雄さんは目を輝かせながらチョコの箱とネクタイの箱を開ける。
「ネクタイの色、チョコみたいだね」
「ファッションブランド"S"で買ったんですよ」
「俺、ここのブランドが大好きなんだ。凄く嬉しい」
ネクタイを手にして幸雄さんは喜んでくれたから、これを選んで良かったとホッとすると、幸雄さんはネクタイをシャツに結びつけた。
「似合う?」
「とてもお似合いです!」
お洒落な幸雄さんに喜んで貰えて、ネクタイを選んで良かった。
「チョコも食べよう」
幸雄さんはトリフュのチョコを1つ摘まんで、食べる。
「んっ…、美味しい」
トリフュの味は甘くないものを選んだから、美味しいって言われると、私は心の中でやった!とガッツポーズをする。
次々と食べていき、幸雄さんは最後の1個を摘まむ。
「美空、口を開けて」
「幸雄さんのチョコですよ?」
「逆チョコっていうことで」
近年では男性から女性にチョコをあげる習慣もあると聞いたことがあり、私は口を開くとトリュフチョコを入れられた。
ココアパウダーがかかったトリュフチョコは、口の中ですぐ溶けて広がっていく。
「どう?」
「美味ひいです」
「どれ…」
「んっ…」
幸雄さんからキスをされ、熱が差し込まれると、口の中のチョコを絡めとるように熱が動いていく。
「お気に召しましたか?」
「はい!」
私は幸雄さんに振り向いて、ニコッと微笑んだ。
(そうだ、今なら渡せるかも)
「幸雄さん、渡したいものがあるんです」
「何だろう」
「それはお楽しみです」
「そっか」
幸雄さんは何を渡すか分かっているけど言わないでくれて、私を抱きしめた腕をそっと離し、私は袋からチョコとネクタイの箱を取り出して、差し出した。
「幸雄さん、バレンタインのチョコとプレゼントです」
「ありがとう。早速、開けていいかな」
「はい」
私たちはベッドに腰を降ろして、幸雄さんは目を輝かせながらチョコの箱とネクタイの箱を開ける。
「ネクタイの色、チョコみたいだね」
「ファッションブランド"S"で買ったんですよ」
「俺、ここのブランドが大好きなんだ。凄く嬉しい」
ネクタイを手にして幸雄さんは喜んでくれたから、これを選んで良かったとホッとすると、幸雄さんはネクタイをシャツに結びつけた。
「似合う?」
「とてもお似合いです!」
お洒落な幸雄さんに喜んで貰えて、ネクタイを選んで良かった。
「チョコも食べよう」
幸雄さんはトリフュのチョコを1つ摘まんで、食べる。
「んっ…、美味しい」
トリフュの味は甘くないものを選んだから、美味しいって言われると、私は心の中でやった!とガッツポーズをする。
次々と食べていき、幸雄さんは最後の1個を摘まむ。
「美空、口を開けて」
「幸雄さんのチョコですよ?」
「逆チョコっていうことで」
近年では男性から女性にチョコをあげる習慣もあると聞いたことがあり、私は口を開くとトリュフチョコを入れられた。
ココアパウダーがかかったトリュフチョコは、口の中ですぐ溶けて広がっていく。
「どう?」
「美味ひいです」
「どれ…」
「んっ…」
幸雄さんからキスをされ、熱が差し込まれると、口の中のチョコを絡めとるように熱が動いていく。