あーーー、もう、きみがかわいすぎてどうにかなりそうだからさぁ、責任とってよ
幸喜が居るとはいえ、さすがに親がずっといないのは寂しくて、・・・・・・


気が付けば、涙が溢れてた。


「あー、だから言いたくなかったんだよなぁ。」


ギュっ


幸喜の胸にあたる。


あったかい、幸喜の匂いだ・・・・・・


スリスリ


ん?


幸喜の耳赤いなあ


がばっ


上を向こうとしたら幸喜の手で目隠しされた。


「むう、何?」


「見んなよ・・・・・」


なんだろ、泣いてんのかな?


「幸喜、泣きたいなら泣いていいんだよ?」


「クックククッ」


「どうしたの?」


「泣いてねぇし、なに勘違いしてんだよ、ほら早く学校いくぞ。」


「え、あ、う、うん。」
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