‡私立王城学園‡
リ「どうしたラキ?」



ラ「仕事だ」



リクの雰囲気が変わった。



こいつは仕事になると、真面目ちゃんに変わる(笑)



リ「どう致しましたか、ラキ様?」



やっぱり(笑)


ラ「そこ、教室?」


リ「はい」




ラ「阿呆かテメェは!ラキ様っつったらばれんだろーがっ!」




リ「あ………」




ラ「たく…ドイツ語にチェンジしろ!」




リ【で?どう致しましたか?】



ラ【親父が逃げた。俺に仕事押し付けて…】



リ【またですか………。あっ、ちょ】



なんか向こうでガタガタ音がする。



中「おぃコラテメェ、こちとら授業中なんだよ。電話は後にしやがれ」



ラ「は?ちょ、中尾っちセンセーがなんで出てんだよ」


中「あ゛ァ?誰が中尾っちだ?つかお前姫野じゃね?」




ぎッくうぅぅぅ!!!????





ラ「そんなわけないじゃないですか。姫野ってだれですか?」



あ゛ぁ……



教室まで遠いんですけど;



しゃぁねぇか〜




教室の窓に向けて壁を垂直に走る




俺すっげえ♪




多分リクがしてくれたんだろう。



既に開けてある窓の淵に乗る。




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