ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
「ここでは何だし・・・早いですけど…店に行きましょうか?相良さん」

「はい」

お父さんは相良さんと先に歩き出した。

私たちもぞろぞろと二人の後を付いていく。

「康秋君は?相良先生」

「康秋は遅れて来るらしい」

「俺たちよりも康秋に見せたかった??そのドレスアップした姿・・・」
虎さんは残念そうに呟く。

「いえ、別に・・・」

「俺たち知ってるから・・・二人が交際してるコト」
信吾さんが小声で私に言った。

「この間、帰って来た時、香波は俺のモノだ。手出しするなと言われたよな。悠兄」

「あ・・・そうだったな・・・」

「それはいつですか??」

「月曜日かな?」

じゃ既に木曜日には相良先生にバレていた。
でも、相良先生は私と康秋君の交際には何も触れなかった。相良先生の方が私たちに気を遣ったのか・・・

「香波姉ちゃんは僕のモノにしようとおもったのに・・・康兄じゃ・・・かてない」

「お前みたいなガキ、相手にするワケないじゃん」

「有ちゃん、酷い」

「こんなところで、喧嘩するんじゃないぞ。有次に淳之介」

信吾さんが、今にも喧嘩しそうな二人を制した。

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