ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
「ちょっと、地下一階のコンビニまで付き合って!!」

「はぁ?」

私は扉のボタンで閉めて、地下一階のボタンを押した。


「俺は仕事でクタクタで腹減ってんだよ。何でお前の買い物に付き合わなきゃいけねぇんだよ!」

康秋君はブチ切れた。

「今まで、散々私を振り回しておいてよく言うわよ!信吾さんたちに交際宣言したそうじゃない!?
私はまだ、返事してないわよ」

「・・・お前の返事は訊く必要ない。だって、お前は俺のファンだ」

「だからって・・・」

「しかし・・・お前それ…なんだ?」

「何って・・・あんたこそ、何?その恰好にその頭と眼鏡はミスマッチもいい所よ」

「うるさい・・・お前に言われなくても、わかってる」

黒のライダース風の革ジャンにインナーは白いシャツ、ボトムは黒の細身のスキニーパンツには足元は黒の編み上げブーツ。

「で、何買うんだ?」

「絆創膏よ」

「絆創膏?なんで?」

「何でって…踵に靴擦れ出来て、痛いから・・・」

「それは大変だな・・・」

最初はワケ分からず、キレていた彼だけど、何も言わず…エレベーターを降りて、私の買い物に付き合ってくれた。


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