ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
コーガが私に一目惚れ?

私と彼は目を合わせた。

「扉閉まるぞ」

ポカーンと口を開ける私の腕を掴んで、ホールへと下りた。


「間抜けな口」

「わ、私に一目惚れって・・・マジですか?」

私の顔からは瞬間的に火が出た。

「・・・さあっ、どうだか・・・」

コーガは適当にはぐらかし、先に歩き出した。

「早く来いよ。香波。おいていくぞ」

その場に縫い留められたように動かない私の方を振り返り、大声を上げる。

「今、行きます!!」

私は康秋君の姿を追い駆けた。


******

「遅くなってすいません・・・」

「俺たち、待ってねぇからな・・・」

皆、既にメインディッシュに突入していた。







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