ONLY YOU~愛さずにはいられない~Episode.0~
1時間目を終え、休み時間。

「これが相良君の休んでいた間の授業用ノートよ」

私は各教科ごとに彼のノートを作成していた。

「明日からの学祭の準備の為、午後の授業はカットだから」

「授業ねぇのか・・・」

彼は私が彼の為に書き写したノートをぺらぺらと捲る。

「お前の字初めて見たけど・・・キレイな字だな」

「ありがとう・・・」

「学祭か・・・ウチのクラス何するの?」

「モンスターハウス所謂お化け屋敷ね・・・みんなでお化けのコスプレや小道具を使って、怖がらせるの」

「香波は何するの?」

「私はフランケンの被り物で脅かすの」

「・・・へぇー」

「相良君は無理しなくてもいいから・・・」

「・・・明日は無理だな。でも、その次の日もあるだろ?」

「うん」

2日目は校庭で後夜祭。ハロウィンを兼ねて、仮装パーティ開催される。

校内でカップル誕生の確率が高いのは学祭の2日目の後夜祭らしいけど。

優華の彼氏も仮装して、わが校の生徒と混じって参加する予定だから、私はぼっちになる。
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