不道徳でも愛してる2〜もうひとつの愛のカタチ〜【短編:完結】
『…里依奈が安定期に入ったら
桜の花びらが舞う中で
ささやかながら結婚式を挙げよう…。
ウエディングドレス姿が見たい…。』
と、言ってくれた夫の提案に嬉しくて
期待に胸を膨らませていたのに
式場選びやドレスを計画していたのに
悲劇は突然起こった。
私達の結婚を妬ましく思っていた
元受付業務の同僚だった女性から
逆恨みの手紙や電話がかかるようになり
ある日、休みが取れた夫と
一緒にデパートへ買い物へ出かけた時
私達を見つけてつけてきたこの女性に
突き飛ばされた私は転倒した弾みで
陳列していた商品にぶつかって
ケガを負ってしまった。
女性はその場で取り押さえられて
警察に引き渡され
私は夫の病院へ運ばれて
傷の手当を受けたものの
…その時妊娠していた赤ちゃんが
この世に産まれてきてくれる事は
なくなってしまった……。