不道徳でも愛してる2〜もうひとつの愛のカタチ〜【短編:完結】

***

床に散らばった私の衣服。

何度も揺れるスプリング。


「…あっ、やっ…燎次!!」

全てを脱がされ、素肌を重ねて

社長…燎次から何度も与えられる

愛と快楽に全身が熱くなり

何度も私の口から声が漏れる。


『…あぁっ…リーナ、愛してる。』

燎次が時折顔を歪ませながら

何度も私への愛を囁いて

『…綺麗だ。』

と、唇だけでなく

私の全身にキスを落とす。


冷房が効いているはずなのに

熱帯夜の中で彷徨うように私達は

汗ばみながらも貪るように求め合い

私は燎次に強く抱き締められた。


これは明らかに許されない行為。

完全な不貞行為…不倫になる。


ダメな事だとわかっていたから

燎次を惹かれそうになる

自分を今までずっと守って来たのに

燎次の言葉に何かが弾けて

不道徳の扉を自ら開けてしまった。


後戻り出来ない事に

手を伸ばしてしまった。

夫がいるのに裏切ってしまった。

知らず知らずのうちに

燎次に惹かれて、欲してしまった。


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