不道徳でも愛してる2〜もうひとつの愛のカタチ〜【短編:完結】
行為は段々激しさを増していく。
燎次に翻弄されて喘ぎ声が止まらない。
体が燃えるように熱い。
まるで燎次の『燎』みたいに
私の全身が燎次の熱い想い火に包まれて
汗ばんでも消える事なく燃えている。
「…はぁっ…燎次。
私の事…好きって…言って。」
何度も言われているのに
何だか不安な気持ちになった私は
もっともっと聞きたくて
途切れ途切れに息を切らしながら
手を伸ばして燎次の頬に触れながら
燎次の目をジッと見つめた。
すると
その手を剥がすように握った燎次が
『……好きだけじゃ足りねえよ。
俺は…リーナを愛してる。』
そう言って私の唇を塞いだ。
燎次のネックレスが揺れて
金属同士が擦れ合う音が
燎次に身を任せている私の全身に
再び甘くくすぐったい痺れを与えた。
何度真っ白な世界を
見たかなんてわからない。
罪悪感が薄れていくようで
自分自身が怖くなるほど
私は燎次から求められるまま
果てるまで何度も何度も愛し合った。