志ーこころー 【前編】─完─
ー山崎sideー
志乃「……イッ!!!!!!」
気を失ってはいるものの、傷口がひどく痛むのか、うめいている。
志乃の傷は酷いなんてもんじゃなかった
多分竹刀やら拳なんかで殴られただけじゃないだろう
とくに背中の傷口が酷い
普通の人間がこんなふうに斬られたらあまりの痛さに死んでしまうだろう
仰向けで寝かせられないのでうつ伏せにさせて、斬られた道着の隙間から治療している
山崎「こんなちいさい子供が……かわいそうになぁ……」
幸い脊椎に傷はついていなかった。
きっと、拷問にかけていた幹部の皆が、手加減をしてくれたのだろう。
しかし、それでも破傷風が心配だ。
地腫れして、膿や血や泥なんかで目も当てられない程だ
とりあえず、着ているものを脱がせなければ、と、山崎が道着に手をかけた。
山崎「!!!!!!!!!!!!!」
このこ……!!!!!!!
山崎「土方さーーーーん!!!!!!」
これはまずい。
少年だと思っていたけれど……
ーーーーガラッ
山崎「土方さんっ!!!」
土方「なんだ大声で呼び出しt……!!!!!!!!!!!!!!」
志乃をみた土方は仰天した
山崎「…………どうしましょう……」
土方「……こいつ………………女……」
ーーーー志乃は、女だったのだから