志ーこころー 【前編】─完─
一番厄介なのは……
志乃「土方……歳三……。」
あいつはほんとに厄介だ
何回かしか見てないが、あいつの目 は本気で怒らせたらヤバイ部類の人間の目だ
しかも、もしもほんとうの、本物の土方歳三なら……鬼の副長と呼ばれる奴のことだ
容赦なく斬りつけるだろうな……
志乃「(……生きなきゃ……。)」
タイムスリップ……
あたしはなんの為にここへ送られてきたのだろうか
ちゃんと意味のあるものなのか
誰かがあたしを必要としたのか、それとも……
志乃「(……すべてはあんた、神次第って奴か……?)」
部屋の隅にある、薄暗くしか照らせない小さな火
志乃はその火を長いこと見つめていた