お見合いの達人
修羅場です……モテキ?のなれの果てがこの場面です……


まだ、誰とも付き合ってもいないのに、

修羅場って呼べるのかどうかだけど。


「ええとこの人はトシローと、友だちなの、


トシロー、この人は藤吾知り合いの弟で、その……よく家に来るの。ね?」

「どうも、彼女とは結婚を視野にお付き合いしてます」

被せるように私の紹介にトシローが切り込んでくる。

「ちがうっ!」

『違うってさ。

 結婚?まだ友達でしょ?

 さっきの雰囲気から言って寝てもいないよね?』


「ちょっと藤吾っ!」


『俺らは、一緒に朝を迎えた仲だよね?』


「ちょッ…「へえ、でもやってないんでしょ?その箱まだ開いてないし?」」

また私の言葉に重ねてトシローは挑発する。


『使わなくてもできるよね?』


ってなんつーこと言いだすんだっ

「ってこらこらとんでもない応戦してんじゃないわよ

大体何しに来たのよ藤吾!」


『冷たいなあ、婚約者なのに』


「婚約者?」


「ちがうっ違うからっ!」


ああ、もう、自業自得なんだろうけど、

なんとかしてっこの空気。



ニャンコとワンコ


ヘビとマングース



一触即発!















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