Queen of the Night
「へー、似合ってんじゃん!」


アルヴィスはあたしの服装を見てそう言った。


「でしょー!この子、スタイルいいからなに来ても似合うのよ。」


アルヴィスとレイラが話をしている間、
赤髪の少女はあたしを睨む。


『いえ、別に…』


「で、どうするの、この子、アルヴィス?」


赤髪の少女がピタッとアルヴィスにくっつき尋ねる。


「んー、しばらくはここにいてもらう。」


その言葉にあたしは勿論、赤髪の少女まで反応した。


「見ず知らずのこの子をここに置いておくの⁉︎」


『あたしはもう大丈夫です。
だから…』


だけど、そんな2人の言葉を無視し、アルヴィスとレイラは話を進める。

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