Queen of the Night
「んーと、これきてみて。」


あたしはレイラの部屋にいる。
そしてレイラが出した服をきていた。


「うん!サイズは大丈夫ね。
あ、そうだ。自己紹介してなかったね。
あたし、レイラ。あのときは大丈夫だった?」


あのときの、売られそうになっていたときのことを心配するレイラ。


『…大丈夫です。
服、ありがとうございます。』


あたしとレイラがそんな話をしていると。

コンコン。


扉を誰かがノックした。


「レイラ、俺だけど。」


声の持ち主はアルヴィス。


「どーぞー。」


レイラが入室を許可すると、アルヴィスとその後ろにいた赤髪の少女があたしたちのところに入ってきた。


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