Queen of the Night
「ったく、 うるさい姫君だ。
俺はこの国が欲しい。そのためには邪魔なんだよ。
だから、国王たちを油断させ呪いをかけた。」


『呪い…?』


「そうさ!魔力を押さえる呪い。」


父と母の魔力は大きい。
ディックよりも遥かに。
だからディックは呪いをかけ、優位にたった。


『…さない、許さない!』


あたしは見に纏っとている魔力を放とうとしたとき。


「そこまでだ。じゃないとこいつの命はないぞ。」


『…!』


ディックのいう”こいつ”とは、カレンのことだった。

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