Queen of the Night
『! な、に、これ⁉︎』


あたしの胸元には真っ黒な薔薇の刻印が刻まれていた。


「それは、証ですよ。
もう魔力が使えないというね。」


耳を疑った。


『何を、言ってるの?
……⁉︎』


あたしは魔力を使おうとするが、
使えない。
まるで、あたしの体の中から何かがスッポリなくなったみたいに。


「あなたの力は、私の計画に危機を及ぼす。だから封じさせてもらった。」


座り込むあたしの顎をグイッと上げ、
笑なが言うディック。

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