Queen of the Night
「ち、さすがリディア様。
だが、それは想定内だ。」
『…⁉︎』
ディックは呪文を唱えはじめた。
「古の力で汝の力を封じる”封印(シール)”」
『っ、い、やぁ!』
胸元に焼き付くような痛みがはしる。
「ハハハ、ハッハハハ!」
『嫌、父様、母、様…』
そしてしばらくすると体の力が抜けていく。
自力で立つことができないくらいに。
あたしは地面に座り込んだ。
『っ、はぁ、はぁ、』
「とてもいい刻印だ、リディア様。
よく似合っている。」
ディックはあたしの胸元を見てそう言った。
あたしは、自ずと胸元に目を向ける。
だが、それは想定内だ。」
『…⁉︎』
ディックは呪文を唱えはじめた。
「古の力で汝の力を封じる”封印(シール)”」
『っ、い、やぁ!』
胸元に焼き付くような痛みがはしる。
「ハハハ、ハッハハハ!」
『嫌、父様、母、様…』
そしてしばらくすると体の力が抜けていく。
自力で立つことができないくらいに。
あたしは地面に座り込んだ。
『っ、はぁ、はぁ、』
「とてもいい刻印だ、リディア様。
よく似合っている。」
ディックはあたしの胸元を見てそう言った。
あたしは、自ずと胸元に目を向ける。