黄昏に香る音色 2
トイレにいくには、隣の教室の前を通らないといけない。

里緒菜は、廊下を歩き、トイレに入った。





手を洗っていると、後ろに気配を感じた。

鏡を見ると、1人の女が映っている。

女は、里緒菜の隣で水面所の鏡を覗いた。。

里緒菜は、その女には見向きもせずに、立ち去ろうとする。

「あなた…如月さんね」

女はいきなり、声をかけてきた。
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