不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~
「涼君」
「はい」
駐輪場まで2人を送り
「これから陽菜ちゃんのお見舞いに行っていいかしら?」
「えっ?」
今、見舞いに来られると…
「水島、陽菜ちゃん今日はゆっくり休ませてやった方がいいんじゃないか?それに水島も酷い顔だ。そんな水島を見たら陽菜ちゃんが驚くぞ」
千葉先輩が何とか見舞いに行かないように言い含めている。
「うん、だけど気になるし。陽菜ちゃんに会えなくても志織さんに。それに尾崎君も練習後にお見舞いに行くんでしょ?」
「あ、いや、俺も明日にします」
水島先輩が俺達3人を見て
「何か隠してない?変よ。ね、千恵」
「うん。涼君、正直に話して。陽菜ちゃんどうかしたの?悟?尾崎君?」
2人に言い寄られたらこれ以上は無理だ。
「陽菜は…熱を出して寝ています」
「おい、涼」
「藤倉」