不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~
「先輩、悠、こうなったら話します」
この2人に隠し仰せるものではない。
「陽菜ちゃんが熱を」
「やっぱり昨日のことがショックで」
「たぶんそうだと思います」
水島先輩が涙を堪えるように
「涼君、私やっぱり行かせてもらうわ。気になるから」
「先輩…」
「大丈夫。私がついて行くから」
「千恵、頼むな」
「うん」
「分かりました。陽菜は寝てるかも知れませんが親父とお袋はいますので」
「うん。じゃあ千恵お願い」
「うん。貴方達は練習頑張りなさいよ」
2人は自転車に乗って学校を出て行った。
俺はとにかく家に電話をして2人が行くことを告げて練習に。
気にはなるが今は練習だ。
――
―
練習が終わり
「藤倉、水島と千恵は3時頃に帰った。千恵がちゃんと水島を家に送り届けたって。だけど3時まで何をゆっくりしてたんだろうな?」
「そうですね。悠、どうする?来るか」
「いや、明日にするわ。陽菜ちゃんに1日遅くなるからプリンの他にアイスもつけるって言っといて」
「OK!じゃあな」
「また明日な」
来週から夏の大会が始まるから確りと練習をしなきゃ。
千葉先輩達には最後の大会になるかも知れないんだから。
野球は野球。
切り替えないと。