不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~



「陽菜は『もう痛くはないけどね、赤黒くなってるの。だからね、不細工だからガーゼを貼ってるんだよ』って。そしたら大が『 誰に殴られたの?』って」

「……」

もちろん大に悪気はない。

「陽菜は『めっちゃ悪い奴だよ。凛ちゃんと私を狙ってたんだ。でも私が頑張ったから凛ちゃんは大丈夫だったの。あのねソイツの顔を学校の鞄で殴ってやったらぶっ倒れたから閉じ込めてやったんだ』ってさ。それを聞いた大と愛は『陽菜ちゃん凄いね、か っこいいね、名誉の負傷だね』って尊敬して、それを聞いた陽菜 がまた『ふん!あんな馬鹿な奴にこの陽菜様は負けないんだから!今度またかかってきたらあれぐらいで済まさないわよ。倍返し 、ううん10倍返しくらいしてやるんだから』って」

「ハハハ…話しがまたでかい」

てか『陽菜様』って。

やっぱり親父の血だな。

「あぁ。俺達も笑うしかない」

顔を洗い親父は湯船に。




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