不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~



家には帰るのが遅くなることと晩御飯要らないと連絡を入れて練習の終わるのを待つ。

6時過ぎに練習が終り

「お待たせ」

千葉君が涼君と尾崎君を連れてやって来た。

「水島、2人と知り合いだろ。連れて来た。千恵、知ってるよな?我が野球部のスター2人。藤倉と尾崎。コイツは…片桐千恵」

「呼び捨ては止めてよね。藤倉君、尾崎君、宜しく。この馬鹿がお世話になってます」

「千恵『この馬鹿』って何だよ」

「あら馬鹿じゃないの?」

「お前よりは賢い」

「へぇ~」

この2人のやり取りを目を白黒させて見てる。

「藤倉君、尾崎君、気にしないで。この2人いつもこんな漫才コンビだから」

「凛」

「水島、漫才コンビって何だよ?それはお前と千恵のことだろ」

「悟、あんたに言われたくない」

「そうだよ、千葉君。私達が何で漫才コンビよ」

「ハハハ…」

「「フフフ…」」

私達が笑い出したら涼君達も吹き出した。

「じゃあ行こうか」

「はい」

フフフ…

やはり体育会系ね。


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