不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~
「じゃあ帰ろっか」
「そうだね」
「千葉君、ごちそうさま」
「先輩、ごちそうさまでした」
「お前等付き合わせて悪かったな、こんな煩い女2人に」
「悟「千葉君」」
先輩達に睨まれて千葉先輩が
「ごめん」
俺達はそんな千葉先輩を見て目を白黒。
「藤倉、尾崎、覚えておけ。この2人を怒らせたら学校で生きていけなくなる」
「千葉君、それどういう意味かな。可愛い後輩に変な誤解を与えるような事を言わないでよね」
「そうよ悟。私はともかく凛を怒らせたら後は死あるのみよ」
「千恵ちゃ~ん、何か言ったかな?」
先輩が片桐先輩の首に手を掛けてる。
「ギ、ギブ。ギブです。凛さんは優しいです」
手を離し
「分かれば宜しい」
「な、あの2人怖いだろ。学校では見れない裏のアイツ等だ」
千葉先輩が小声で俺達に。
「……」
裏の先輩だとしても…可愛いって思ってしまう俺って。