Love Game

――



「瑞希さん」

えっ?

「気づいた?」

「……」

「大丈夫?」

コクリと頷き

「ちょっと待ってて」

ベッドから降り寝室を出て…

戻って

ペットボトルを開け

「飲む?」

「うん」

手を延ばすとその手を取り自分で水を飲み …

えっ?

口移しで水を。

「もっと飲む?」

頷くとまた口移しで。

「水ってこんなに甘かったんだね」

「ば、馬鹿」

漣に背を向けた。

「クッククク…赤くなってる瑞希さん可愛い」

後ろから抱きしめて首筋に顔を。

「馬鹿!からかわないでよ」

「からかってないし」

ついさっきまで項垂れていた男は何処へ行ったのよ?

今、私の目の前にいるのは悪戯っ子みたいな笑みを浮かべながら私を翻弄する男。



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