Love Game


「触って」

「……」

「俺に」

私の手を漣の…

ビクッ!

思わず手を離そうとすると押さえて

「瑞希さんのせいだから…瑞希さんが欲しくてこんなになったんだから責任とって」

責任って言われても…

「触って」

甘い声なんだけど逆らえない強さがある。

そっと…

熱い。

とんでもなく熱を持ってる。

「もっと…触って」

催眠術に掛かったように手を漣の…

「気持ち…いいよ」

だんだん…

漣の指が私の…

「はぅ!」

敏感な処に触れる。

「れ、漣」

「ん?」

「お、お願い」

「何?」

耳朶を噛み

「頂戴…漣を…」

「……」

「ほ、欲しいの漣が」

言い終わらないうちに漣が…

「はぁ~あぁ~」

「瑞希さん、ごめん。優しく出来ない」

激しく…

「れ、れ~ん」

「瑞希さん一緒に」

―――

――



2人…昇りつめ果てた。



< 165 / 539 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop