Love Game



桐原さんに誘われて俺達4人は席を移った。

「桐原さん…1人ですか?」

「いや、今まで打ち合わせだった。漣達が入って来たのを見たから」

「ありがとうございます」

見るに見かねて声を掛けてくれたのか。

「桐原さん、ありがとうございました」

絵梨香も頭を下げてる。

矢野さんも杉田さんも。

「礼なんていいよ。だけど…何で彼女と」

桐原さんがチラッと俺を睨む。

きっと瑞希のことを考えてんだろ。

「先日『RunaRosa』のライヴで会って…その時に誘われたのを断ったんで。今日はどうしてもと。あまりにしつこいから悪いんですけど絵梨香達も一緒でいいならと」

「そういうことか。大変だな、一応あっちが先輩だし…無下に扱うと何を言い触らすか」

桐原さんが苦虫を潰したような顔でグラスを煽った。

「うちの後輩もやられた」

「えっ?」

俺達が桐原さんを見る。



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