Love Game
「桐原さん、絵梨香、矢野さん杉田さん、すみません。感情的になって」
桐原さん行きつけの店に落ち着き先程のことを謝罪した。
「いや、漣が悪いわけじゃないから」
「そうよ。あれは麻耶さんが悪いんだから。よくあんなことが出来るわ。周りに人もいっぱいいたしリークされるかも知らないのに」
「それが望みだろ、彼女の」
桐原さんがハイボールを飲みながら
「週刊誌にでも載れば彼女に取材が行く。それが目的だな」
「……」
確かに取材が行くとテレビからの出演依頼とかもあるかも知れない。
だけどそうまでして…
「今、彼女は必死なんだろうな。でも自分の欠点には気づいていない。使わないテレビ局、出版社、マネジメント出来ない事務所が悪いと全て周りのせいにしている」
「時間の問題ですね」
矢野さんがズバリと言う。
杉田さんも
「桐原さんの事務所とうちの事務所も敵に回したら彼方の事務所では太刀打ち出来ないし」
「彼女を切って捨てることくらい平気でするだろうな、あそこなら」
桐原さんが何ともやりきれない顔を。