Love Game
「そんなに見るなよ。穴が開く」
あっ!
あまりに驚きすぎて漣の顔を凝視していたみたい。
「ご、ごめん」
「同じ見つめるならさ、そんな怖い顔じゃなくもうちょい色っぽい顔で見つめてくんない?」
「はぁ?」
『怖い顔』って
「それは悪かったわね。どうせ私の顔は怖いですよ」
「ククク…」
シャンパン飲みながら笑ってるし。
なんでコイツは年下のくせに生意気なんだろう。
「やっといつもの瑞希に戻った」
「えっ?」
私の手からシャンパングラスを取り上げテーブルに置いて
「瑞希」
「……」
そっと抱き寄せ…首筋に顔を埋める。
「漣…」
漣の背中に手を回し
「瑞希の匂い」
「あっ!」
漣の舌が首筋を…
「瑞希の味」
「れ、漣…」
背中に回した手に力がこもる。 首
筋から顔を上げた漣の顔は…
瞳は…
欲望を隠そうともせず、私の瞳を覗き込んでいる。
いや、欲望を感じているのは…もしかしたら漣じゃなく私の方かも知れない。
漣の匂い… 漣の舌が…
もう二度と逢えない、触れ合うこともないだろうと思っていた…
諦めようとした男に再び巡り逢えた喜びと愛しさが込み上げて抑えることが出来ない。