【短編】 お見合い相手は高校生?!
「はぁ?お前何言ってるの?」
俺のきつい口調に驚き、彼女は顔を上げたその泣きそうな顔を見ないように俺は外を見た。
「・・・・・・」
「そんなんじゃ、お見合いもどうせするんだろ?結局、お前は親の言う通にりしか、動けないんだよ」
「ひどい・・・」
俺は彼女の言葉も受け入れずに続ける。
「じゃあ、親に言ったことあるのかよ!?ないだろ?言う前に諦めてるんだろ?違うか?」
図星なのか、何も言わない。
こんなこと今まで言われたことないのだろう・・・かなり困惑した様子だ。
「・・・・・・」
「ごめん。言い過ぎた」
何、熱くなってるんだ。
「・・・・・・いえ、翔さんの言うことが正しいです」
彼女は、俯きながら静かに言った。
「まぁ、一回言ってみることだな。帰るぞ」
そう言うと、俺は席を立った。
「でも、私は家には帰らないって・・・」
俺の顔を見上げて、泣きそうになりながら訴えてきたが、俺は聞いてやるつもりもない。
「お前、俺の言うこと聞いてなかったわけ?」
「・・・・・・いえ」
「なら帰れ。そして、お見合いにも行って、嫌なら断れ」
彼女は、さっきまでとは違い、清々しい笑顔を向けてくれた。
「はい」
「じゃあ、さっさと車に乗る!」
「はい」
俺は彼女を乗せると、家の近くまで送った。