【短編】 お見合い相手は高校生?!
結局、昨日はあまり眠ることが出来なかった。
ホントに俺らしくない・・・。
朝から慣れないスーツに身を包み出掛ける準備をする。
両親は用事があるらしく、向こうで合流する。
はぁ・・・。
遥は、俺が見合い相手だと知ったらなんて思うのだろうか・・・?
嫌な顔をするのか・・・それとも・・・。
車を運転しながら、こんなことばかり考えている自分が情けない。
今思えば・・・俺は、遥に初めて会った瞬間に惚れてしまったのかもしれない。
こんな気持ちになったのも初めてだ。
今までの彼女は、年上で自分でなんでも出来るタイプだった。
俺もそれの方が面倒なことがなく、楽だと思っていたので告白されたら付き合っていた。
でも遥に出会って初めて気付いた。
一緒に笑ったり、泣いたり、悩んだりするのは、少し面倒なことだが、幸せなことなんだと。
そして、そんな面倒なことも好きな人とすると苦ではなくなる。
きっと、そうなんだ。
遥、ありがとう。