エリート同期のプロポーズ!?
……わかった、なるほど。


ぐるぐると回る思考の中で、答えが見えたあたし。


「絢斗君、結婚詐欺師なのね?」



それなら合点がいく。


あたしってば、頭いいじゃない。


「きちんと会社に勤めてて小金を持ってそうな、妙齢の、結婚したがってる女を、次々とその整った顔と甘い言葉でたぶらかして大金貢がせてドロンするのね?!」


謎が解けた探偵のように、新薬を発見した研究者のように。


張り切って声を張るあたし。


……と、今世紀最大のキョトン顔の絢斗君。


『ぽかーーーーーん』っていう音が聞こえてきそう。
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