エリート同期のプロポーズ!?
二人で並んで歩いていると、商店街のアーケードのところに、小さな笹が刺さっていて、輪飾りや短冊が下がっている。


「まだ一ヶ月もあるのに……早くない?」


短冊には、やっと覚えたようなたどたどしい文字で


『ましまろがたぐたい』


と書かれていた。


「……ましまろ?」



「……たぐたい??」


二人で覗きこみ、読んだけど……全く分からない。


央が、急に


「わかった!!食べたい、だ、ほらこれ、向きがこう……」


なるほど。


「よくわかったねー」


「柔軟性だな、俺のセンスというか」


「幼児と、同じレベルなのね、さすがだわ」


「なんだよー、バカにすんなよー」


「マシュマロ、食べられたかな?」


「書いた次の日、きっとかーちゃんが買ってきたろ」


見ず知らずの親子を想像して、暖かい気持ちになる。
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