エリート同期のプロポーズ!?
「ここのお店、美味しいの?」


「うん、あごだしでかなりうまいんだー」


……アゴ?顎??


あ、違う、聞いたことあるかも……とりあえず顎ではないわね、絶対。


「じゃあ、今度また、来よう?」


「風邪引いてるときに?」


「いや、健康体でもうどんって美味しいし」


「……確かに」



……やっぱり、天然だ。


イケメンで天然は、反則でしょう。



普通に誰かと付き合うということは、行きたかったお店が閉まっていたら、また来ればいいだけ、ということ。


ごくごく自然に、先々の約束が出来ていくということ。


今度、行こうね。


また、来ようね。


いつか、行ってみたいな。


……そういう類いの、未来の幸せを信じて疑わない無邪気さを持つ権利。


あたし、自然と「また来よう」って言えた。
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