エリート同期のプロポーズ!?
「央らしい気もするけどね」


「確かにー!」


二人のする『あの時もこんな道に迷ってた』系の央の笑い話に合わせて何となく笑いつつ、あたしの頭の中は整理がつかなくてパニック状態で。


……だって、ここら辺は、そんなに、ビアガーデンが乱立しているわけでもないのに……。


拭いされない嫌な予感を振り払うように、あたしはぐいっと生中を飲み干した。



「もうすぐ来るかな?李花もジョッキ空いたし、どうするー?4つ頼んでおく?」


「キンキンに冷えてないと文句言いそう」


「かと言って自分のがなくても文句言いそう」


「やだねー!あのオトコは」


二人が楽しそうに不在の央をいじる。


あたしも一緒になって、笑っているけど正直そんな気分じゃなくて。


……早く、来てほしい。


そして、この間ここにマドンナと来たんだ、て言うか付き合ってるんだ、って報告をみんなにしてほしい。

お前らもあの時いたのかよー、って笑ってほしい。
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