エリート同期のプロポーズ!?
「お待たせっ!」


予想していたよりも早く絢斗君がにこやかに現れる。


うーん、スマート。


こんな時間まで仕事だなんて……て言うか、仕事上がりでこの爽やかさ。


信じられない……。


「お疲れのとこ、ごめんね……お腹、空いてるよね?」


「んー。それなりに……どこか食べ行く?この時間だと……お座敷の和食何軒かなら押さえられるかな…」


絢斗君がスマホで何やら調べ出す。


いや、あたし飲み会で散々食べてきたし……


あ!


がさり、という音で思い出す。


あたしの手には、ビニール袋。


「よかったら、これ、食べる……?」


出してから気がついたけど、これからお高い料亭にでも行こうか、という人にコンビニご飯って…… 。


絢斗君が案の定、ポカンとこっちを見てる。


あぁ……引いてる?


そりゃ、引くよね。迂闊だったわ、あたし。


でも今更引っ込められないし……。
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