エリート同期のプロポーズ!?
「これ……俺に?」


あーーーーもーーーー、忘れてた!この人どうやらお金持ちなんだよね、昔から……。


あたしの手から袋を受け取り、中を覗きこんでいる。


「……温かい」


……ちょっ……マジでコンビニお握り初体験?!


「これね……おにぎりなんだけど……」


ぶっ、と絢斗君が吹き出す。


へ?


「知ってるよー!どう見てもお握りだろうよー!!

他になんだっつーの?!

ああもう、本当に面白い!

李花ちゃんと居ると癒されるわー」


久々に見た。


そうだ、絢斗君はすぐあたしの言動に大爆笑するんだった。


「……いや……知らないかも、と思って……ほら、育ちもいいじゃない?だから……」


「コンビニのおにぎりを知らないって、どんだけ御曹司?!て言うかそんな奴、漫画の世界にしかいないだろー!」


……駄目だ、言えば言うほど絢斗君のツボにはまるらしい。
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