エリート同期のプロポーズ!?
昼休みだから、人はまばらだとは言え、職場。


しかも自分のデスクまわり。


こんなところで、こんな話をしたくない。


央もそれを察したのか、


″あっち行こう″


と、目線と仕草で伝え、歩き出す。


あたしも、後を追いながら、心臓がドキドキしていて。


この際だから、気になることは全部聞きたい。



央が、結構なスピードで歩いていく。


自然な間隔を空けつつ、見失わないように……。


着いたところは、社員食堂兼カフェレストラン……の回りのフロアー。


確かにここなら、人の目もあるけれど、同期のあたし達が、立ち話をしているのはごくごく自然。


下手に資料室とかに二人きりでこもるのは怪しすぎる。


変なところに感心しつつ、央と並んで外の雑踏に目を向け、央の言葉を待つ。
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