エリート同期のプロポーズ!?
二人の笑う声が、夜の公園に響く。


ずっと前にここで貰った、あたしの30歳の誕生日プレゼント。



前倒しで、受け取りたい。





繋いだ手は、とっても温かくて。





「あーあ、マドンナがよかったなー」


「あーあ、イケメン商社マンがよかったなー」



「「……うっそー」」



「ハモってんじゃねーよ」



あたし達は、きっと幸せになれる。


央の笑顔を見ていたら、心の底から、そう思った。










*完*
< 372 / 376 >

この作品をシェア

pagetop