スイートラブライフ
「これ五つ全部私のですか?」

「そうそう。開けてみて」

言われて中身をゆっくりと取り出す。

「お守り?」

「そう、かわいいのがあるんだね最近の」

そう言われて、全部袋から出して並べてみる。

確かにピンクや水色のお守りは可愛い。だけど……

「どうしてこれ、全部安産のお守りなんですか!? 妊娠してない私には必要ないですよね?」

「どうしてって、だってこれ以外は必要ないでしょ?」

必要ない? 彼の意図することがわからなくて首をかしげてしまう。

「だって、健康は僕が管理するし、家内安全も僕が管理するし、恋愛に関してはいやっていうほど僕が管理するし……ミィのことは俺が全力で守るから」

「オミくん……」

久しぶりにかっこいいオミ君をみた私は、それに誤魔化されて納得しかけたけれど、安産のお守りの説明にはなってない。

「でも安産はどうしてですか?」

「そう!僕がミィを守ってあげられないのはお産の時だけだから。これだけはミィと赤ちゃんに頑張ってもらわないといけないし。でもそれ以外は」

真剣な顔で見つめられる。

胸がトクンと鳴って、体温が上昇した。
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