スイートラブライフ
「それ以外のことでは、僕がすべての災いからミィを守ってあげる」

あたたかくて柔らかい笑顔。

その笑顔でいつも私を包んでくれる。

恥ずかしくて伝えることはできないけど、私はいつも思っている。

あなたの腕の中にいれば、不安を感じるひまなんかないよ。

不覚にも胸をドキドキさせた私に、オミ君が熱のこもった視線を向けてきた。

「まぁまぁどうせすぐ必要になるでしょ?そうだ、お守りが無駄にならないように今からもっと頑張ろう!僕も全力で協力するから!」

テーブル越しに握られていた手にギュッと力が入る。

何を頑張るのか理解した私は急いでその手を振りほどいた。

全力で協力って……さっきまで十分頑張らされた。正直今日はもう無理だ。

「私、もっとおでん食べたいし……ね。また今度に」

「じゃあ、僕のちくわを……」

「それ以上言ったら明日のモフモフは禁止ですよ」

握られていた手を冷たく払うと、「ミィ~」と情けない声を出すオミ君。

すでに私の隣に回って来て、髪の毛をモフモフして楽しんでいた。

イケメンなのに残念な人。私の大切な人。ときどきほんのちょっとだけかっこいい人。

ふたりで過ごすこのちょっと変な甘い時間が私にとってのスイートラブライフ。

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