元殺し屋と、殺し屋
俺は殺し屋になるため、繁華街へ向かった。
レンナに昔買ってもらった灰色のパーカーを着て、フードをかぶった。
そして、
繁華街にいた名前も知らねぇ奴らを、片っ端から殺した。
万引きをしていたので、ナイフをすぐ抜くことは得意になった。
血が沢山溢れ出し、レンナを思い出す。
悪いな、これは復讐のためなんだ。
レンナを俺から奪ったあの殺し屋を殺すため。
俺は悪魔にも魔王にもなってやる。
繁華街では、【灰色の悪魔】と通り名がついた。
【灰色の悪魔】に会ったのなら、生きて帰れると思うな。
会ったのなら、あるのは“死”のみ。
「お前か、【灰色の悪魔】ってのは」
「・・・アンタは?」
「俺は殺し屋組織ブラックキャットのボス。
【灰色の悪魔】、お前を殺し屋にしたい」
「・・・ああ、良いだろう」
俺はボスに引き取られた。
そこで一から殺し屋になるため勉強を重ねた。
武器は当時刃物を使っていたが、ボスから刀を渡されてから、刀を使うようになった。