元殺し屋と、殺し屋










「アイス、コイツはこの間ダークが殺した神崎怜凪の双子の兄だ」

「ダークもこの間会ったと言っていましたね」


この男、ダークを知っているのか?



「アイス、お前に重大な任務を与える」

「ボスの頼みなら、何なりとお申し付けください」

「コイツの復讐の手助けをしてやれ」

「復讐・・・?」

「澪鵺はダークへの復讐を誓い、殺し屋になったんだ。
ダークへ仕事を渡すアイス、お前ならダークへの復讐の手助けが出来ると思ったんだ」

「・・・そうですか。
妹さんのために復讐を。
・・・僕は構いませんけど、果たしてその復讐が達成できる日が来るのでしょうかね?」

「どういう意味ですか?」

「ボスからすでにお聞きかと思いますが、ダークは世界一の殺し屋。
並の殺し屋が復讐を誓える相手ではありません」

「勿論これ以上努力はするつもりです。
ダークには、仲間はおりますか?」

「・・・ええいますよ」

「その仲間は力はあるのですか?」

「ないですね。
つい最近は言ったばかりの新人ですので」



氷さんこの時即答して、少し笑えたんだよな。



「では手始めに、その仲間を殺します」

「ほお・・・」

「いきなり殺そうとは思いません。
負けるのがオチですから。
考えずに行くほど、俺は馬鹿ではありません」



俺は不敵に微笑む。







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