元殺し屋と、殺し屋
氷さんも笑った。
「なかなか頭の切れる殺し屋ではありませんか。
面白そうですね。
では、僕も協力させていただきます」
「アイス、よろしく頼むぞ」
「お任せください。
しかし、実際に復讐をするのは彼。
僕はあくまで情報屋として、彼の復讐を手助けするまでです」
にこりと微笑んだ氷さんは、ボスの部屋を出て行った。
「アイスは力強いだろう。
しかしアイツは情報屋。
金で左右される。
完全に味方だとは思うな・・・」
「はい、勿論です」
俺はそれからも、ダークへの復讐を秘めながら、世界一の殺し屋を目指し、訓練を続けた。
ある時、ボスに呼ばれた。
「今からここへ行け。場所は分かるな?」
「はい・・・」
「今からここに、ダークの仲間であるアリサという殺し屋が来る。
仲間を殺したいと思うなら、アリサを殺せ」
「はい」
俺はレンナの死んだ・・・遥華港へ向かった。