彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)
「くだらん。わざわざ色を変えんでも、あのままでよかっただろう?厚化粧もいいところだ・・・そうだろう、凛道?」
「4号さん。」
言ったのは獅子島さん。
ため息交じりに私を見る。
「バイクなど、早々買い替えることはない。長く丈夫に使え、使い勝手の良い物を選べ。」
「ということは、4号さんのバイクは、その条件に当てはまるんですか?」
「そうだな。この清々しいブルーの光沢、CB400SFが一番いい。」
「言われてみれば・・・・キレイですね?」
「そういうことだ。ヤンキーとしてお遊びもでき、成人後は一般人のまぎれることができる。」
「へ?まぎれる??」
「このバイクなら、族車だと思われん。」
「そ、そうですか・・・」
(そんな理由で選んだの・・・・・?)
涼しい顔で語る眼鏡を見て思う。
この人もこの人で、ヤンキーらしくないな、と。
「わはははははは!準備のいい奴だろう~!?現役時代もその悪知恵で敵を真っ青にさせた名残りから、単車もブルーだ!!」
「社会的排除されたいか、貴様?」
(前言撤回。やっぱり、この人もヤンキーだ。)
〔★凛は何かを学んだ★〕
烈司さん、モニカちゃん、獅子島さんと続き、ここまでくればわかっていた。
「わははははははは!!」
「・・・。」
(残るはこいつか・・・・)
なにかを待っている野獣が1匹。
「百鬼さん、バイクの種類と色の由来を教えてください。」
「わーはっはっはっははははは!凛助~!そこまで言うなら教えてやろう!!」
(てか、こいつの話も聞かないと、話進まないもんねー)
〔★妥協の込もった質問だった★〕