幼馴染みはイジワル課長
いつの間にかベンチは消えていて、私は何も無い空間に浮かんでいた…
ヒューーーー……
ヒューーー…
風を必死で受け目をこらしながら前を見ると、梨絵も私と同じように宙に浮きながら私を笑いながら見ている。
「り、梨絵………これは…」
「もう時間だよ。桜花の事みんな待ってるから行ってあげて」
風船のように軽かった体が段々と重くなっていくのを感じ、梨絵がどんどん離れて行った…
「梨絵!」
まだ離れたくない…
話したいことがたくさんあるのに…
私は段々と離れていく梨絵に手を伸ばした。
「大丈夫。また会えるから…その時にたくさん話そうね」
「…!」
梨絵は涙を流しながら私に手を振り、そのままフッと消えた…
「梨絵ー!」
私は竜巻のように吹く風の中をぐるぐると回りさ迷いながら、何度も何度も梨絵の名前を繰り返していた…
梨絵…
ありがとう…
本当にありがとう…
しばらくすると、真っ暗な視界と突然の猛烈な息苦しさに襲われた。
「……………はっ…ゲホッ」
咳をしたと同時に自然と目がき、飛び込んで来たのは碧の顔…
「桜花っ…!」
びしょびしょに濡れている碧が、私を心配そうに見つめている。
「あ、お…」
何が起こってるのかわからない。
まだ頭がちゃんと回転してない…
「桜花ちゃんっ…」
「良かった…」
近くには泣いている歩未ちゃんと部長の姿もある。その後ろには、顔面蒼白になっている清香さんも…
「救急車来ましたよ!」
知らないおばさんも登場。
体が動かないけど、辺りがざわざわしてるのはわかる…
「桜花!大丈夫か?」
「んー…」
「桜花!桜花っ!」
碧が私の名前を叫ぶ中…私はそのまま気を失った。
「…………ん」
目を覚ますと真っ白な天井が見えて、背中に固い感触と消毒のような鼻につく匂いがした。
ヒューーーー……
ヒューーー…
風を必死で受け目をこらしながら前を見ると、梨絵も私と同じように宙に浮きながら私を笑いながら見ている。
「り、梨絵………これは…」
「もう時間だよ。桜花の事みんな待ってるから行ってあげて」
風船のように軽かった体が段々と重くなっていくのを感じ、梨絵がどんどん離れて行った…
「梨絵!」
まだ離れたくない…
話したいことがたくさんあるのに…
私は段々と離れていく梨絵に手を伸ばした。
「大丈夫。また会えるから…その時にたくさん話そうね」
「…!」
梨絵は涙を流しながら私に手を振り、そのままフッと消えた…
「梨絵ー!」
私は竜巻のように吹く風の中をぐるぐると回りさ迷いながら、何度も何度も梨絵の名前を繰り返していた…
梨絵…
ありがとう…
本当にありがとう…
しばらくすると、真っ暗な視界と突然の猛烈な息苦しさに襲われた。
「……………はっ…ゲホッ」
咳をしたと同時に自然と目がき、飛び込んで来たのは碧の顔…
「桜花っ…!」
びしょびしょに濡れている碧が、私を心配そうに見つめている。
「あ、お…」
何が起こってるのかわからない。
まだ頭がちゃんと回転してない…
「桜花ちゃんっ…」
「良かった…」
近くには泣いている歩未ちゃんと部長の姿もある。その後ろには、顔面蒼白になっている清香さんも…
「救急車来ましたよ!」
知らないおばさんも登場。
体が動かないけど、辺りがざわざわしてるのはわかる…
「桜花!大丈夫か?」
「んー…」
「桜花!桜花っ!」
碧が私の名前を叫ぶ中…私はそのまま気を失った。
「…………ん」
目を覚ますと真っ白な天井が見えて、背中に固い感触と消毒のような鼻につく匂いがした。