幼馴染みはイジワル課長
「先に食えよ。俺は残ったら食う」
「絶対残る」
パスタは軽く2人前の量だし、ピザだって小ぶりっていっても一人じゃ多い。
「いいから食え」
「はーい」
私だけ食べてるのってどうなのかな…でもこれ以上言うと碧怒りそうだからやめておこう。私はフォークでパスタを一口食べた。
「美味しい!」
パスタはすごく美味しくて、パスタの麺自体にも味がして本格的な気がした。ピザも食べてみたが焼き加減が抜群。
「超美味しい!これ薫さんが作ったんだよね?」
「ああ。薫ちゃんは元々イタリアのレストランで働いて修行してたから料理は本格的で全部うまいよ」
「イタリアで修行?すごいね!」
薫さんのことますます憧れちゃうな。
「20代前半までイタリアにいて日本帰って来てから貴文と結婚して、去年この店オープンさせたんだ」
「貴文さんと碧は付き合い長いの?」
「貴文は高校の同級生」
「へぇ」
ならかなり付き合い長いんだね…飲みに行ったり貴文さんのお店に来るくらいだから仲いいんだ。
今日は碧のことたくさん知れた気がする…幼馴染みだけど5こも離れてるし知らないことってたくさんあるんだな…
「碧サンキューな♪また来いよ」
「ああ」
「連絡するよ!あ、来週辺り飲みに行こうぜ」
「はいはい」
9時を過ぎた頃。私と碧はお店を出ることにした。レジでお会計をしている碧が貴文さんに捕まっている。少しほろ酔いの私はカバンを持ってレジにいる碧に近づいた。
「今度俺んち来てね♪」
「わかったからさっさと釣りをよこせよ」
「ちぇ~親友との別れを惜しんでるのに」
拗ねた顔を見せる貴文さんを見て私はクスクスと笑った。
「桜花ちゃんもまた来てね!」
「はい!絶対来ます!」
優しく笑う貴文さんに私も笑顔を返した。
「待って待って~桜花ちゃんと碧くん!これお土産だから持って帰って~」
お店を出ようとする私と碧を薫さんが慌てて引き止め、おしゃれなデザインの紙袋を私達に差し出す。
「これワインなんだけど良かったら飲んで!碧くんはいつもお世話になってるお礼で桜花ちゃんは今日会えた記念に♪」
「そんな…いいんですか?」
「いいのよ♪それ飲みやすいから今度飲んでみて!また来てね」
「はい!ありがとうございます!」
私は快くワインを受け取ると碧も薫さんにお礼を言うとワインを受け取っていた。そしてもう一度貴文さんと薫さんに挨拶をしたあと私達はお店を後にした。
「は~お腹いっぱい!幸せ!」
「酔っ払い…」
外に出ると気持ちいい風が吹いていて、私は思いきり体をぐんと伸ばした。
「酔っぱらってないよ!ちょっとホロってるだけ」
「はいはい」
「てゆうか、ごちそうさまでした…」
碧にペコッと頭を下げると、碧はまた「はいはい」と素っ気なく言う。
「私も払うって言ったのに…」
「前にも言っただろ。お前におごられたくなんかないって」
「でも…」
「お前はジュース係だろ」
口を尖らせる私に、碧は財布をカバンにしまって思い出したように言った。
碧と外回りの後にたまに外出ランチなんてこともよくあるのだか、碧は絶対に私に払わせないでおごってくれる。それを嫌がる私を見て「そんなに奢られたくないならジュース買って」と言ったのが「ジュース係」の始まり。私は碧の飲み物だけ買う事を許されてるのだ。
「そうだったね!何か飲む?買ってくるよ」
「…ああ」
「ちょっと待ってて」
「あ、ちょっ…」
キョロキョロと辺りを見渡すと、自販機を見つけ私は走って近づいた。そして財布から小銭を出して自販機に入れ迷うことなく缶のコーラを買った。
碧は見た目コーヒーのブラック顔だけど、実はコーラ派だもんね…
碧の事をわかっている自分が嬉しくて、ウキウキしながら自販機から出てくるコーラを取る。そして自分の分の紅茶も買うと、後ろから碧が話しかけて来た。
「勝手にうろうろするな」
「絶対残る」
パスタは軽く2人前の量だし、ピザだって小ぶりっていっても一人じゃ多い。
「いいから食え」
「はーい」
私だけ食べてるのってどうなのかな…でもこれ以上言うと碧怒りそうだからやめておこう。私はフォークでパスタを一口食べた。
「美味しい!」
パスタはすごく美味しくて、パスタの麺自体にも味がして本格的な気がした。ピザも食べてみたが焼き加減が抜群。
「超美味しい!これ薫さんが作ったんだよね?」
「ああ。薫ちゃんは元々イタリアのレストランで働いて修行してたから料理は本格的で全部うまいよ」
「イタリアで修行?すごいね!」
薫さんのことますます憧れちゃうな。
「20代前半までイタリアにいて日本帰って来てから貴文と結婚して、去年この店オープンさせたんだ」
「貴文さんと碧は付き合い長いの?」
「貴文は高校の同級生」
「へぇ」
ならかなり付き合い長いんだね…飲みに行ったり貴文さんのお店に来るくらいだから仲いいんだ。
今日は碧のことたくさん知れた気がする…幼馴染みだけど5こも離れてるし知らないことってたくさんあるんだな…
「碧サンキューな♪また来いよ」
「ああ」
「連絡するよ!あ、来週辺り飲みに行こうぜ」
「はいはい」
9時を過ぎた頃。私と碧はお店を出ることにした。レジでお会計をしている碧が貴文さんに捕まっている。少しほろ酔いの私はカバンを持ってレジにいる碧に近づいた。
「今度俺んち来てね♪」
「わかったからさっさと釣りをよこせよ」
「ちぇ~親友との別れを惜しんでるのに」
拗ねた顔を見せる貴文さんを見て私はクスクスと笑った。
「桜花ちゃんもまた来てね!」
「はい!絶対来ます!」
優しく笑う貴文さんに私も笑顔を返した。
「待って待って~桜花ちゃんと碧くん!これお土産だから持って帰って~」
お店を出ようとする私と碧を薫さんが慌てて引き止め、おしゃれなデザインの紙袋を私達に差し出す。
「これワインなんだけど良かったら飲んで!碧くんはいつもお世話になってるお礼で桜花ちゃんは今日会えた記念に♪」
「そんな…いいんですか?」
「いいのよ♪それ飲みやすいから今度飲んでみて!また来てね」
「はい!ありがとうございます!」
私は快くワインを受け取ると碧も薫さんにお礼を言うとワインを受け取っていた。そしてもう一度貴文さんと薫さんに挨拶をしたあと私達はお店を後にした。
「は~お腹いっぱい!幸せ!」
「酔っ払い…」
外に出ると気持ちいい風が吹いていて、私は思いきり体をぐんと伸ばした。
「酔っぱらってないよ!ちょっとホロってるだけ」
「はいはい」
「てゆうか、ごちそうさまでした…」
碧にペコッと頭を下げると、碧はまた「はいはい」と素っ気なく言う。
「私も払うって言ったのに…」
「前にも言っただろ。お前におごられたくなんかないって」
「でも…」
「お前はジュース係だろ」
口を尖らせる私に、碧は財布をカバンにしまって思い出したように言った。
碧と外回りの後にたまに外出ランチなんてこともよくあるのだか、碧は絶対に私に払わせないでおごってくれる。それを嫌がる私を見て「そんなに奢られたくないならジュース買って」と言ったのが「ジュース係」の始まり。私は碧の飲み物だけ買う事を許されてるのだ。
「そうだったね!何か飲む?買ってくるよ」
「…ああ」
「ちょっと待ってて」
「あ、ちょっ…」
キョロキョロと辺りを見渡すと、自販機を見つけ私は走って近づいた。そして財布から小銭を出して自販機に入れ迷うことなく缶のコーラを買った。
碧は見た目コーヒーのブラック顔だけど、実はコーラ派だもんね…
碧の事をわかっている自分が嬉しくて、ウキウキしながら自販機から出てくるコーラを取る。そして自分の分の紅茶も買うと、後ろから碧が話しかけて来た。
「勝手にうろうろするな」